列車に乗って~

いつの間にやら2020年が半分終わってしまっていました

後半戦スタートしてますね。

 

私はと言えば…

自分の体調管理に明け暮れる2020年です。

 

実は、腰椎の手術をしまして…。

6月に手術して、7月に退院して、現在自宅療養中。

 

まあ、このことをわざわざ文章にする必要もないか~と思っています。

いつか書きたくなったら、この時のことを書きます。

が、特別何か不思議体験があったわけでもないので、単なるメモになるでしょう~。

 

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時間の流れが非常に速くなっています。

今までに経験したことのないぐらいのターボ感があります。

1日の24時間も飛ぶように過ぎていきます。

これは年齢によるものではありません。

1日の成すべきことが多いとか少ないとかの話でもありません。

そういう世界に私たちは突入しているのです。

 

 

 

私たちはその昔、とても穏やかでゆっくりとした時間と空間の中で暮らしていました。

歴史を振り返ると、『時を楽しむ』ような出来事が多々存在します。

四季の恵みを手に取って確かめる余裕がありました。

お祭りとかね。

 

 

けれど、今は、時の流れに漂えるような感じではありません。

時というものの概念が薄れていき、『今、在る』ということが日常のスタンダードとなってきています。

 

 

新幹線に乗ると、窓の外の景色は飛ぶように過ぎていっているけれど、

乗客である人間までもが、新幹線の車両の中で高速で動いているわけではありません。

まったく違うスピードで、各自の好きなことをしています。

寝ていたり、本を読んでいたり、食事をしていたり、誰かと会話していたり…。

外からすると、乗客は時の流れに逆らって、まるで止まっているかのように見えることでしょう。

 

 

このような感覚を、現在地球に住んでいる全人類が感じているかと言えば、そうではありません。

相変わらず時の流れを感じて、忙しく動いている人もいるでしょう。

そう、新幹線に乗っている人と、乗っていない人とではスピードが違います。

さらに言えば、新幹線の中と外では空気感も違うでしょう。

 

 

これば、時の流れを否定するという安易なものではありません。

『新幹線に乗ること』を推奨しているわけではありません。

そういう時代であるということを認識することは必要かもしれませんが、認識するかしないかも自由意志です。

すべては自由意志のもとに尊重される世界で、それが各生命体の望む日常となります。

 

 

あなたは、どんな『今、在る』を望みますか?

 

 

私の場合、例えるならば…

 

シンプルだけれど居心地と乗り心地のよい列車に乗って、

素晴らしい景観と、心地よいスピードから生まれる風を感じ、

その風に乗ってくる爽やかな自然の香りを感じながら、

自分の望むところで途中下車し、現地をちょいと楽しみながら、また列車に乗って旅したい。

列車には、大好きな人たちが乗っていて、

一緒におしゃべりしたり、美味しいもの食べたり飲んだり、窓から見た景色に感動したり。

たまにトンネルがあるかもしれないけれど、

トンネル通過中は大好きな仲間と懐中電灯片手に列車内を探検してみたり…。

 

…やがて、列車は終着駅に着くのだけれど、

終着駅に着いた頃には、皆はもう大満足の満面の笑顔で、

「またね!」と言いあいながら、それぞれの道に進んでいく。

 

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準備された未来、予測できる未来、仕組まれた未来というものは、もう随分前から存在しない世の中になっています。

そうでなくては未来を紡げないような時代もありました。

けれど、もうそうではない世界に私たちは存在しています。

 

『未来』 のために、『今、在る』のではなく

『今、在る』の連続が、『未来』になっていくのです。

この意味を肌感覚で理解できると、魂の成長につながっていきます。